BGM

シンフォニックな京都のBGM ⑦ - 京静か (伏見稲荷大社)


京都市観光の特徴の一つは、そのエリアの広さです。
市内だけでも見切れないほどの観光名所があるのに、少し足を伸ばせばまた、名所旧跡がたくさんあります。

市内から少し南へ下ると有名な大社があります。
今回は、幽玄な魅力を持つ伏見稲荷大社が舞台です。

伏見(ふしみ)の歴史

京都市の南端に位置する伏見地区の歴史について、少し調べてみました。

  • 古代から農耕が営まれており、京都盆地を開発した渡来人・秦氏の拠点だった。
  • 奈良時代には街道整備が進み合わせて水運も発達したことにより、流通要衝の地として栄えてきた。
  • 平安時代には、貴族の別荘地として人気だった。
  • 豊臣秀吉が伏見城を築き、絢爛豪華と言われる「桃山文化」を開花させた。
  • 江戸時代、徳川家康が高瀬川を水運の要として開発し、京・伏見・大阪を一つの水路で結んだ。
  • 明治維新、徳川幕府から新政権への壮絶な戦いが、鳥羽・伏見などで繰り広げられた。

京都市内やその周辺の歴史は歴史的記録が多いことからか、歴史としての重みが他の地方と異なる気がします。
伏見地区も例外ではなく古くから栄えてきた土地であることがわかります。

お稲荷様の総本宮、鳥居の森に魅入られる

伏見稲荷のホームページ冒頭に、宮司さんのご挨拶があります。

私たちにとって、もっとも身近な神社といえる「お稲荷さん」。
全国に30,000社あるといわれ、全国各地で老若男女を問わず親しまれています。その総本宮が伏見稲荷大社です。

そして、稲荷信仰の原点が、稲荷山であります。
当社の御祭神である稲荷大神様がこのお山に御鎮座されたのは、奈良時代の和銅4年(711)2月初午の日のこと。その日から数えて、平成23年(2011)に御鎮座1300年を迎えました。

御鎮座以来、この長い歳月は単なる時間の経過ではなく、時代時代の人々の篤い信仰心によって「衣食住ノ太祖ニシテ萬民豊楽ノ神霊ナリ」と崇められ、五穀豊穣、商売繁昌、家内安全、諸願成就の神として、全国津々浦々に至るまで広く信仰されてまいりました。ー 後略

伏見稲荷大社
宮司 舟橋 雅美

伏見稲荷大社ホームページ http://inari.jp/about/

境内には無数の鳥居が林立しています。

「千本鳥居」をくぐり抜け進んでいくと、完全に現実世界から遮断されたような気持ちになりました。

また鳥居には、寄進した会社や個人の名前が掻き入れられているのですが、もしこれがなかったら完全な異次元にいる感覚になるだろうと思います。

3年前に訪れた時は、外国人観光客が非常に多くビックリしました。

大社内は、観光客や参拝者で混み合っています。

しかし鳥居の中では『静寂』が支配し、どこか違う次元(神への道?)へと誘っているように感じました。

京静か

幽玄な鳥居の森
悠久の歴史を持つ伏見
何かドラマティックでスケールの大きな曲を書いてみたいと思いました。

京静か

Recorded by

DAW Logic Pro Ⅹ

VIOLIN SPITFIRE SOLO VIOLIN SONICWIRE

DRUMS MT POWER Drum kit2 MANDA AUDIO etc,

スポンサーリンク

-BGM